サーバルキャット双子の誕生
神戸どうぶつ王国で双子の赤ちゃんが生まれた。
2021年5月9日、神戸どうぶつ王国(兵庫県神戸市)で、サーバルキャットの「ふく(父)」「はる(母)」の間に王国に来て6年目にして、男の子と女の子の双子の赤ちゃんが生まれた。
7月2日(金曜日)から時間限定で一般公開が始まっている。
公開初日には多くのファンが駆け付け、一方通行の展示場であるアフリカの湿地エリアの回廊を何度も何度も周って並びなおしては撮影をする熱心なファンもいる程の歓迎ぶりだ。
双子の赤ちゃんは飛んだり跳ねたり。冒険に夢中。
展示場に出てくるときの様子に個性が見える
飛び出してくる子と、しばらく入り口で突然開けた世界に飛び出すしていったキョウダイを見つめる子。すでに個性が見て取れる。
あとの子は、暫くすると身を屈めながら忍び足をするように出てきた。
警戒するのは臆病なのか警戒心が強い本能なのかは分からないが、キョウダイで明らかに様子が違うのはやはり個性なのだろう。
展示場に出てきてしまえばやりたい放題
あっちこっちが気になるお年頃。それほど広くはない展示場ですら好奇心の目をキラキラさせて触れたり、眺めたり、突いたり。探検探検。
キョウダイとじゃれ合う姿は、この子供の時期だけ見せる愛らしい光景だ。人も動物たちも触れ合って育っていくんだなぁ。
お母ちゃんは初めての我が子にとても嬉しそう
プレスで報道陣に囲まれカメラを向けられることに動じない母ちゃん。6年も同じ場所に居てカメラには慣れっこなのだろう。でもこの日は特別。我が子の初お披露目の日。やはり大勢が「かわいい」「跳ねた!」「出てきた!」「あくびした!」などシャッターの連写音。終始賑やかな展示場前に注目を浴びていることを感じ取ったのか、我が子の首根っこを咥えて、展示場内を一周。「我が子です!」「可愛いでしょ!」「うちの子可愛いでしょ!」常に微笑んで嬉しそう。幸せは表情で伝わるもんですよね。そう思いませんか。
サーバルキャットギャラリー
あどけないギャラリー
まだまだ、ぽーっと表情のあどけなさ。この表情が見られるのは今の時期だけ。あっという間に成長してしまうから貴重だ。
お母ちゃん化粧直しギャラリー
ご出産おめでとう。しばらく子育て大変だね。
その時、父ちゃんは!ギャラリー
父ちゃんは、母子の展示場横でサーバル肉球を展示アクリルに押し付けてアピールしていました。
注意:両親に付けられている首輪は行動研究のための特別な装置です。
取材協力
- 神戸どうぶつ王国 http://www.kobe-oukoku.com/
- 650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-9
- Tel : 078-302-8899 Fax : 078-302-8222